2018年10月23日

県外視察 愛知県(名古屋市、一宮市)2

こんにちは!

愛知県視察訪問報告パート2
2日目の午後は一宮市へ移動して公設の児童クラブの視察と担当課を訪問しました。

一宮市は、もともと直営(公営)だった児童クラブの運営を業務委託という形で民営に移行しています。児童クラブ数は114ヶ所、その内社会福祉法人が106ヶ所の児童クラブを運営しています。今回一宮市へは、現在実施している公設の施設整備について工期や予算の短縮、公設で民営を実施する際の行政の関りについてヒントをいただくため訪問しました。

最初に訪問した葉栗北校下(はぐりきたこうか)児童クラブは、小学校敷地内、2階建て3支援の単位で実施している児童クラブです。現場で対応して頂いたのは、一宮市担当課の豊田さん、丹下さん、運営主体で一宮市社会福祉事業団の代表臼井さん。
子ども達が早い時間に下校していたので、対応していただいた支援員の皆様にはご迷惑でなかったか心配でしたが・・・

葉栗北校下児童クラブ

玄関
広い玄関は室内とドアで仕切られていて、中の騒がしさを気にせずちょっとした話ができそうでした。

2階とは中の階段でつながっていました。安全面を考慮し入口をあえてひとつにしているそうです。もちろん、非常口もありました。
外階段

子ども達が作っていた着せ替え人形も魅力的でした(・∀・)
着せ替え人形
折り紙とセロハンテープで作っています。


次に訪問した外割田(そとわりでん)児童館児童クラブは児童館に単体・2支援の単位で併設されています。

外割田児童クラブ
左が児童館、右が児童クラブ

児童館の中にも児童クラブがあり約100名の児童がいて、合わせて160名の入所児童が帰ってきます。

一宮市は、公設民営といっても公営の仕様を引き継いでいて公営の色が濃い運営でした。利用申し込みは自治体で行い、利用料も一律です。支援員は登録制で雇用しており、子どもとの継続的な関わりを保障するなど、支援員配置について工夫がありました。
実施主体は市町村。というのが根付いている印象で、今後の沖縄県の行政の関りについても参考になるお話しを聞けました。

施設整備の工期短縮や予算確保などについても情報をいただきましたが、沖縄県の方が一括交付金を活用するなど予算的に充実しているのかもしれない。と感じました。今後スピード感をもって整備していけるように、市町村をサポートする為さらに視野を広げて選択肢を増やせるような情報収集をしていこうと思います。


最終日、名城大学理工学部建築学科の谷田研究室にお邪魔しました。
対応頂いたのは、名古屋市内児童クラブの施設整備に関わった谷田真准教授と井澤一級建築士の井澤さん。
1日目に現場で聞けなかった設計や建築の視点や意図。大学のゼミの活動として取り組んだ、地域を巻き込んだ学童保育作りなど、大切にした視点を意見交換させていただきました。

どのような取組みだったのか詳しくは「学童保育の育て方」を検索してみて下さい。谷田先生、井澤さんとは児童クラブの空間デザインについてこれからも連携していく事になりそうですアップアップニコニコ

今回の視察・意見交換はこれからの沖縄の子育て支援に力添え頂けるものばかりでした。
事業をコーディネートしている立場、支援センターとして沖縄の子育て環境の充実に向けて多くの方々と繋がり、子ども達が安心して体験できる環境を保障できる沖縄県を支えられるよう、これからも頑張りたいと思います。


忙しい時間帯にも関わらず、対応していただいた皆様、ありがとうございましたキラキラ キラキラ 


子ども達の笑顔を絶やさない環境作りが大切ですねガッツポーズ








県外視察 愛知県(名古屋市、一宮市)2



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Posted by NPO法人 沖縄県学童・保育支援センター at 12:25│Comments(0)県外の公的施設活用クラブ民間施設活用クラブ活動紹介
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