はいた~い
連日、太陽の日差しがまぶしく輝いている今日この頃
沖縄の長い長い夏がやってきましたね
沖縄に暮らしているみなさんも、沖縄へご旅行に来られるみなさんも
熱中症対策をしっかりおこなって楽しい思い出をたくさん作っていきましょう
さて、今回より
おきなわの放課後児童クラブの現状について
数回にわけてお伝えしていきます。
なかなか知ることのできないおきなわの放課後児童クラブの現状を、
この記事をきっかけに多くの方々に知ってもらえたら嬉しいです
まず初めに・・・
みなさんは
「放課後児童クラブ」をどのようなところだと思いますか
放課後児童クラブは地域によって、「学童保育所」や「学童クラブ」、「児童クラブ」など様々な呼び方があり、
児童福祉法では
「小学校に就学している児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、
授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、
その健全な育成を図る事業」とされています。
「塾や習い事と同じ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、
放課後児童クラブは、
市町村が実施する「子ども・子育て支援事業」であり
放課後、就労等により家庭に保護者がいない場合などに
児童の安全・安心を守る場として、
家庭に代わって継続的な生活と遊びを保障し、
児童が自主性・社会性・創造性を培うことができるよう支援するところです。
さらに放課後児童クラブでは、異学年との交流や遊びを通して
『ひとり』では得られない経験の中で、成長していくことができます。
保護者にとっては
「就労支援」
子どもにとっては
「家庭にかわる生活の場」として存在しているのです。
では、沖縄県には何か所の放課後児童クラブがあって
どのくらいの小学生が利用しているのでしょうか。
<H28年度厚生労働省調査より>
放課後児童クラブの数は、H28年5月1日現在
373か所となっています。
その数は年々増加傾向にあり、H29年度は400か所以上になる見込みです。
利用児童数は、H28年5月1日現在
15,271名となっています。
【公立小学校に在籍する児童の放課後児童クラブ利用率】
※県内の公立小学校に在籍している児童が対象
<クラブ数、利用児童数ともに、平成28年度沖縄県放課後児童クラブ実施内容等調査>
全体の利用率は
16.1%。
小学1年生については、
36.5%
(10名中約4名の児童が放課後児童クラブを利用していることになります。)
保護者の就労環境が多様化するなか、放課後児童クラブの必要性は増すばかりです。
しかし、定員数の関係で入所できなかったり、
利用料の高さから入所そのものを諦める家庭も多くいることが想定されるなかで、
昨年、沖縄県の放課後児童クラブの
待機児童問題が報道で取り上げられました。※
過去記事で紹介
ここで
「放課後児童クラブにも待機があるの!?」と思った方、多いのではないでしょうか
保育園申込み時の不安からやっと卒業・・と思いきや、次は放課後児童クラブ
このような状況が全国を始め、沖縄県でも起きているんです。
「大人の居場所」はたくさんあるのに、
「子どもの居場所」はとても少ない。
どうやったら放課後の子ども達の居場所を安心なものにできるのか
まずはお住いの地域から考えてみませんか
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