2017年07月13日
おきなわの放課後児童クラブ Vol.4「放課後児童クラブで働く職員の労働環境」
はいさ~い


本日、7月13日は・・・『7・1・3』←
Niceの日
Niceなことや素敵なことを見つける日
みなさんがたくさんのNiceなことや素敵なことを
見つけられますように・・・


さてさて、今日は『放課後児童クラブで働く職員の労働環境』について書きたいと思います。
放課後児童クラブには、
『放課後児童支援員』という認定資格を所有した職員と
『補助員』によって子どもの安心・安全な放課後の居場所が確保されています。
以前は、『指導員』と呼ばれていましたが、
平成27年度に「子ども・子育て支援新制度」がスタートし
放課後児童クラブが「子ども・子育て支援事業」に位置付けられたことで
”放課後”の生活と遊びを『指導』するのではなく『支援』をする者として、
専門的な 知識 と 関わり が求められています。
放課後児童クラブの仕事内容は、表向きに見えづらいですが、
子どもたちが授業を終えて帰ってくるまでに、
子どもたちが活動する場所の安全確認をしたり、
おやつの準備をしたり、
前日の子どもたちの様子を振り返り、
今日の関わりを職員間で共有したり、
保育の質を向上するための研修等での学習も怠りません。
子どもたちが帰ってくるころには
いつもと変わらない放課後の生活と遊びの空間が完成しています。
そして、〝今日〟も子ども一人ひとりに真剣に向き合い、関わり、
お迎えに来る保護者のみなさんが
『今日も安心して、わが子を迎え帰宅することができる』
そんな空間を意図的につくることは、容易なことではありません。


そんな沖縄の放課後児童クラブを支えている職員は
平成28年5月1日現在、1,738人。
そのうち、常勤職員として就労している職員は48.4%です。

放課後児童クラブで働く職員の労働環境は、まだまだ未整備なことが多くあります。
常勤職員であっても、労働時間にバラつきがあり
平日の勤務時間が6時間未満とする職員が15.3%います。

その一方、土曜日や学校休業日に8時間以上勤務することで
1週間の労働時間を確保している放課後児童クラブも少なくありません。
労働時間が短いことで、職員の給与も不安定なものがあります。

【常勤職員の勤務時間ごとの平均給与】

放課後児童クラブを運営するために、施設を賃借したり送迎を行ったりすることは
保護者の利用料を高額にしてしまうだけではなく、
運営費が圧迫されるために職員の労働環境にも影響を与えている可能性があります。
求められる責任と労働時間や給与の保証が相反するために、
放課後児童クラブで働く職員の73.2%は
5年未満で離職しているという現状もあります。

自治体による「子ども支援」と「子育て支援」の充実を図っていくためには
そこで従事する職員の労働環境を整えていくこともとても重要になってきます。
沖縄の子どもたちのために、放課後児童クラブを守りよりよくしていきたい
そんな職員のみなさんは、放課後児童クラブの施設を自治体に準備してもらうことを
どのように考えているのでしょうか。
次回は、「放課後児童クラブの公的施設活用について」紹介していきたいと思います。
見てね(^_-)-☆

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
NPO法人沖縄県学童・保育支援センター
住所:浦添市仲間1-1-5 伊波ビル201号室
TEL:(098)870-1838 FAX:(098)870-1838
mail:info@okinawa-gakudo.jp
Blog:http://npookinawagakudouhoiku.ti-da.net/
Facebook:https://www.facebook.com/gakudou.okinawa/
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本日、7月13日は・・・『7・1・3』←


Niceなことや素敵なことを見つける日

みなさんがたくさんのNiceなことや素敵なことを
見つけられますように・・・



さてさて、今日は『放課後児童クラブで働く職員の労働環境』について書きたいと思います。
放課後児童クラブには、
『放課後児童支援員』という認定資格を所有した職員と
『補助員』によって子どもの安心・安全な放課後の居場所が確保されています。
以前は、『指導員』と呼ばれていましたが、
平成27年度に「子ども・子育て支援新制度」がスタートし
放課後児童クラブが「子ども・子育て支援事業」に位置付けられたことで
”放課後”の生活と遊びを『指導』するのではなく『支援』をする者として、
専門的な 知識 と 関わり が求められています。
放課後児童クラブの仕事内容は、表向きに見えづらいですが、
子どもたちが授業を終えて帰ってくるまでに、
子どもたちが活動する場所の安全確認をしたり、
おやつの準備をしたり、
前日の子どもたちの様子を振り返り、
今日の関わりを職員間で共有したり、
保育の質を向上するための研修等での学習も怠りません。
子どもたちが帰ってくるころには
いつもと変わらない放課後の生活と遊びの空間が完成しています。
そして、〝今日〟も子ども一人ひとりに真剣に向き合い、関わり、
お迎えに来る保護者のみなさんが
『今日も安心して、わが子を迎え帰宅することができる』
そんな空間を意図的につくることは、容易なことではありません。


そんな沖縄の放課後児童クラブを支えている職員は
平成28年5月1日現在、1,738人。
そのうち、常勤職員として就労している職員は48.4%です。

放課後児童クラブで働く職員の労働環境は、まだまだ未整備なことが多くあります。
常勤職員であっても、労働時間にバラつきがあり
平日の勤務時間が6時間未満とする職員が15.3%います。

その一方、土曜日や学校休業日に8時間以上勤務することで
1週間の労働時間を確保している放課後児童クラブも少なくありません。
労働時間が短いことで、職員の給与も不安定なものがあります。

【常勤職員の勤務時間ごとの平均給与】

放課後児童クラブを運営するために、施設を賃借したり送迎を行ったりすることは
保護者の利用料を高額にしてしまうだけではなく、
運営費が圧迫されるために職員の労働環境にも影響を与えている可能性があります。
求められる責任と労働時間や給与の保証が相反するために、
放課後児童クラブで働く職員の73.2%は
5年未満で離職しているという現状もあります。

自治体による「子ども支援」と「子育て支援」の充実を図っていくためには
そこで従事する職員の労働環境を整えていくこともとても重要になってきます。
沖縄の子どもたちのために、放課後児童クラブを守りよりよくしていきたい
そんな職員のみなさんは、放課後児童クラブの施設を自治体に準備してもらうことを
どのように考えているのでしょうか。
次回は、「放課後児童クラブの公的施設活用について」紹介していきたいと思います。
見てね(^_-)-☆

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Posted by NPO法人 沖縄県学童・保育支援センター at 17:06│Comments(0)
│おきなわの放課後児童クラブの環境について
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